2年ぶり運転目指す夜行列車「スノーパル23:55」 会津高原で早朝スキー・スノボを 東武

東武鉄道は、スキー・スノーボード専用夜行列車「スノーパル23:55」を2022年1月〜3月に合計21回運転します。

会津高原たかつえスキー場のゲレンデ(イメージ)(ks@f/写真AC)
会津高原たかつえスキー場のゲレンデ(イメージ)(ks@f/写真AC)

浅草駅を23:55に出発し、北千住駅・新越谷駅・春日部駅でも乗車扱いを行った後、終点の野岩鉄道・会津高原尾瀬口駅には翌朝5:23に到着します。駅前からは列車に合わせて連絡バスが発車し、「会津高原たかつえスキー場」(福島県南会津町)に6:30頃、「会津高原だいくらスキー場」(同)には6:50頃に到着します。朝イチのゲレンデに降り立ち、パウダースノーを滑走できるのは夜行列車ならではの楽しみです。お帰りにも連絡バスと特急列車を乗り継いで利用すると、スキー場には最大約10時間の滞在が可能です。

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運転日(浅草駅出発日基準)は2022年1月7日(金)〜3月5日(土)の金・土曜および、祝前日にあたる1月9日(日)、2月10日(木)・22日(火)です(運転時刻・運転日カレンダーは下表を参照)。使用車両は特急「リバティ」500系3両編成です。リクライニング可能な各座席にはコンセントが設置されており、無料Wi-Fi「TOBU FREE Wi-Fi」や洗浄機能付トイレも設置されているので長時間の乗車でも快適に過ごせます。

2020年度も2021年1月〜3月に計27回の運転が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、予定されていた運転がすべて中止となりました。2021年度に予定通り運転されると2年ぶりの復活となります。

【時刻表で解説】東武 スキー・スノーボード専用夜行列車「スノーパル23:55」

スノーパルを利用するには、東武トップツアーズ各支店およびWeb予約サイトで発売する旅行商品「スノーパル23:55プラン」を購入します。前売り開始日は2021年12月7日(火)で、購入できる期間は1か月前から各出発週の金曜17:00までです(2月10日(木)・22日(火)出発分は当日17:00まで)。列車あたりの定員は138席で、満員になり次第締め切られます。

往復割引乗車券に往路スノーパルの特急券、リフト1日券、朝食がセットされたプランの旅行代金(浅草駅発・1名)は大人9,600円〜10,800円、小児5,900円〜6,800円です。また、スノーパルで隣の座席も使える「ゆったり2座席利用プラン」が1,500円の追加代金(大人・小児同額)で提供されます。お帰りに特急列車を利用する場合、スノーパル商品と同時に申し込むと特急券が割引価格になります。

東武トップツアーズではそのほか、浅草駅6:30発の特急「リバティ会津101号」を利用し、たかつえ・だいくら両スキー場に10時台に到着する「早朝特急プラン」も取り扱っています。また、1日では滑り足りない方向けに、「スノーパル23:55プラン」「早朝特急プラン」と組み合わせてホテル・ペンションを利用できる追加宿泊プランも用意しています。